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「構成情報の収集 -POLESTARで自動化できること」ページを公開いたしました
POLESATR Automationの導入に「IT導入補助金」が活用できます(2024年情報公開)
「脆弱性情報/自動検索パッケージ」ページを公開いたしました
POLESTAR Automationの導入に「IT導入補助金」が活用できます(9次締切分、10次締切分)
導入事例(アディーレ法律事務所 様)を公開いたしました
Zabbixセミナーの資料を公開いたしました
POLESTAR Automationの導入に「IT導入補助金」が活用できます(4次締切分)
PoCを短期間、手間をかけずに行うための9つの支援サービス
2023年インフラ運用管理効率化の打ち手を考える
1.昨年(2022年)多かったインフラ運用管理の悩み
弊社では、昨年、Japan IT Weekの春と秋での単独出展、Interop でのZabbixブース内への出展から多くのお客様の声を伺うことができました。
コロナ禍でテレワーク対策やクラウド移行などの業務に忙殺されていた情シス部門でしたが、最近は新たなことに取り組む余裕が出てきつつあるように感じました。
いろいろとお話を伺った中で、運用管理における現状のニーズの多くは次の3つに分類できそうです。
まず、構成情報や資産情報の管理を行いたい、効率化したいというニーズです。
政府主導でサイバーセキュリティ対策への取り組みが重視され、経営層の脆弱性対策に対する注目度が高まったことがあります。これまでは、担当している機器の情報を人手で収集し、個別にExcelにまとめていることが多かったようです。しかし、管理者としてはそれが最新の情報なのか、正しいのかという不安が拭えませんでした。
次に、Windowsアップデートに代表されるパッチの適用作業が悩ましくなんとかしたいというニーズです。
毎日のように脆弱性対策情報ポータルサイトJVN (Japan Vulnerability Notes)で脆弱性関連情報が提供されています。このため、その情報の自社への影響を調査し、該当すれば修正パッチ適用などの対策をできるだけ早く行う必要があります。OSへのパッチであれば、稼働しているアプリケーションへの影響も考えなくてはならず、Windowsアップデート作業などは夜間や休日に行っている企業も多いようです。対象となるサーバー数が多ければ多いほど人手と時間がかかり厄介な作業です。
そして、障害対応を迅速に行い、可用性を高めたいということで、監視ツールと連携して何らかのアクションをタイムリーに実行したいというニーズです。
特にZabbixユーザーからのご相談が多く、トリガーエラーと連動してジョブ実行等のアクションを行わせたいというニーズが多くありました。
例えば、「特定のプロセスが落ちたら再起動を行う」、「障害発生時には構成情報やログの収集を行う」といったようなシナリオです。
図1にこれらのニーズについて具体的な声をまとめてみました。
<図1>インフラ運用管理のトップ3ニーズ
2.国内、海外の運用自動化取り組み動向
ここ数年DXの概念が浸透し、DXを旗印に改革を進めようと単年度計画や中期経営計画などでDXを盛り込む企業が多くなっています。その中の1つの施策としてシステム運用業務での生産性向上やサービスの改善も検討されるようになってきました。
世界的な動向を見ると、Gartnerは、「インフラと運用において、2025年までに企業の70%が柔軟性と効率性の向上のために、構造化された自動化を実装する。」*と予想しています。2021年段階では、自動化を実装済みの企業の割合は20%だったそうですので、4年間で50ポイントの増加となります。
*Gartnerの調査は2022年4~5月に、北米、欧州、中東、アフリカ(EMEA)、アジア太平洋地域(APAC)に事業所を置く年間売上高10億ドル以上の企業のI&Oリーダーとその直属の部下304人が対象。
一方、調査会社ITRの「国内IT投資動向調査報告書2023」では、表1に示すように新規導入可能性の5位に「ITサービス管理」がランクインしています。ITサービス管理は、システムの監視から構成管理、インシデント管理に至るまでのシステム運用すべてに関して何らかのサービスやツールを導入し自動化するものだと考えられます。
また、前年からの投資増減指数(導入済み企業における2023年度の投資額の増減傾向)の8位に「運用自動化」がランクされており、導入済み企業でも追加投資意欲の高いことわかります。
3.自動化ツール導入への本格的な取り組みが始まりつつある
DXに関して言えば、既にRPA(Robotic Process Automation)などでPC業務の自動化が始まっていましたが、今後は効率化が見込めるバックオフィス全般が対象になると考えられています。
Gartnerでは、『買掛金、売掛金の管理』『ヘルプデスクなどの社内ITサービス』など、効率化できる部分が多い。インフレーションで利幅が圧迫される環境下では、これらの分野の生産性向上が急務となっている」**と述べています。
** Gartner CFOとCEOが「投資が活発になる」と考える技術
このように、システム運用管理者が行っている運用業務についても、効率化や生産性向上に向けた検討の対象になるものと思われます。
展示会でのお客様との会話で要望が多かった、構成情報の管理、パッチの適用、監視ツールとの連携は運用業務における効率化が大いに見込めるテーマです。これらのニーズはコスト効果が大きく見込めるため、構成管理やジョブスケジューラを手軽に実現するための安価な自動化ツールの導入が1つの解決策と考えられます。
4.POLESTAR Automationで自動化する
前述のトップ3ニーズは、運用自動化ツールPOLESTAR Automationの各種機能を利用することで図2に示すように自動化ができます。
例えば、構成管理/資産情報の管理では、基本的な構成情報の収集に加え、デフォルトでは収集していない情報でも強制的に収集するためのスクリプトジョブを作成し実行することで、必要とされる構成情報一覧表を短時間で作成できます。
そして、その結果をマウスで簡単に一覧表作成できるライブオブジェクト照会や、テンプレートに合わせて報告書を作成し、メールに添付して定期的に送付できるレポーティングツールが標準で提供されます。
パッチの適用では、ファイルを対象サーバーに送付し導入するファイル配布ジョブ(ファイル配布前後の処理も実行可能)やWSUSを使わずにWindowsアップデートの一元化を行うためのWindowsアップデートジョブ、該当するパッチが当たっているかどうかを確認するための点検ジョブ機能などが利用できます。
そして、監視ツールとの連携では、トリガーエラーに合わせて監視ツールから送られるコマンドをAPI経由で受けて、POLESTAR Automationのジョブを自動実行できます。POLESTAR Automationは、ジョブの作成が非常に簡単なため、ジョブの作成をPOLESTAR Automationで行い、ジョブスケジューラとして管理することで生産性を高めることができます。
加えて、弊社が様々なお客様のPoC用にご提供してきたサンプルジョブが1,100種類以上あり、これらはすべて無料でご提供しています。
<図2>POLESTAR Automationでの自動化機能
5.POLESTAR Automationの特徴
POLESTAR Automationは、国内の通信キャリアや大手金融機関、製造業などでご活用いただいており、実績のあるツールです。
ノードのみの課金体系なので、わかりやすく、小さく始めて大きく育てることもできます。
その特徴をまとめますと
- サーバーやネットワーク機器の構成情報を日次で収集、蓄積、表示を行います。
- ジョブを作成するための目的別9種類のウィザード(点検、スクリプト実行、ファイル導入、差分チェック等)があり、デバイスの選択やスケジューラ、ライブラリの設定などはマウスで行えます。
- 標準のレポーティング機能(各種テンプレート付属)を利用することで、目的にあった報告書を様々なフォーマットで作成可能です。
- エージェント方式、エージェントレス方式の両方に対応しており、併用も可能です。
差別化ポイントは、優れたUIによる「使いやすさ」「わかりやすさ」と、コストパフォーマンスです。
- 作業毎に画面を最適化し、ほとんどの操作はマウスのみで可能です(マニュアルいらずのUI)。
- 1,100種類以上の無償サンプルジョブ、200種類以上の点検ポリシー***を利用すれば、導入後すぐに自動化が可能になります。***オプション
- 価格はサーバー10ノード 年間12万円(サブスクリプション 税別)~ :ライセンス販売もあり
2023年度のIT投資は旺盛、ITサービス管理投資も上位に
IT調査・ コンサルティング会社の株式会社アイ・ティ・アール(ITR)から、今年も国内IT投資動向調査報告書2023が発行されました。
この調査報告書では、脆弱性対策やDX需要の高まりを受けて、2023年度も旺盛なIT投資が見込まれると記載されています。
そして、投資対象としてITサービス管理や運用自動化といったキーワードが含まれており、「繰り返し」「手間のかかる」システム運用管理の効率化に、ようやく日の目があたりそうです。
1.2023年度のIT予算
2022年度(2022年4月~2023年3月)のIT予算額が前年度から「増額」したとする企業は、2021年から6ポイント増加しました。調査回答では、2023年度も2022年度とほぼ同水準のIT投資が期待できそうです。
ITRでは、「コロナ禍によるビジネス環境の変化とDXに対する意欲の高まりがIT投資の増額を後押ししている」とコメントしています。
出所:ITR「IT投資動向調査2023」からワイドテック作成
<図1>IT予算額の増減(2021~2023年度予想)
2.DX関連予算
DX関連に関して予算を計上している企業は全体の約半数に上っているようです。
ITRでは、従業員エンパワメント、顧客エンゲージメント、オペレーション最適化、製品・サービスの競争力向上という4つの括りでDX投資のタイプをまとめていますが、システム運用という観点で従業員エンパワメント、オペレーション最適化を抜き出し、図2に取組状況を示してみました。
情シス部門、運用管理者の観点で言えば、ワークスタイルの変革や業務の自動化の一部が、いわゆる運用DXに関わる部分だと思います。
特に多くの情シス部門関係者の課題である、構成情報の定期収集やWindowsアップデートなどについて、自動化を望む声が多いものと思われます。
3.2023年度に新規導入/投資増額が期待される上位10製品・サービス
代表的なIT製品・サービスにおける、投資額の増減と新規導入の可能性調査は、来年度、企業が何に投資をしようとしているかを理解するために重要な情報です。
調査結果を図3 2023年度に新規導入/投資増額が期待される上位10製品・サービスに示します。
新規に導入する可能性のある製品・サービスを「2023年度新規導入可能性」で、導入済み企業における来年度の投資額の増減を「投資増減指数」としてランキングしています。
※ITRでは、「インフラ/デバイス」「ミドルウェア」「業務系システム」「情報系システム」「セキュリティ」の5分野から全110項目を選出している。
この結果、新規導入可能性の1位は、前年度と同じ「電子契約/契約管理」に、投資増減指数の1位は前年2位だった「BI/データ分析」になりました。
システム運用に関する製品・サービスでは、「2023年度新規導入可能性」の5位にITサービス管理が入りました。ITサービス管理は、システムの監視から構成管理、インシデント管理に至るまでのシステム運用すべてに関して、何らかのサービスやツールを導入するものだと考えられます。
また、投資増減指数としては運用自動化が8位に入っています。
これは昨年もトップ10入りをしていましたが、脆弱性対策やクラウド化投資の陰に隠れて日の目を見なかったようです。しかし、2023年度も再びトップ10に入っているということは、根強いニーズがあるからなのでしょう。
情シス部門では、経営トップからセキュリティ対策の一環である、脆弱性対策を早急に行ってほしいというプレッシャー下にあります。このため、リソース不足が逼迫しており、自動化せざるをえないというのが実態かもしれません。
出所:ITR「IT投資動向調査2023」からワイドテック作成
<図3>2023年度に新規導入/投資増額が期待される上位10製品・サービス
株式会社アイ・ティ・アールの国内IT投資動向調査報告書2023の紹介ページはこちらからアクセスいただけます。
https://www.itr.co.jp/report/itinvestment/s23000100.html「POLESTAR Automation」は「第13回 Japan IT Week 秋」(10/26-10/28)に出展します
POLESTAR Automationは、2022年10月26日(水)~28日(金)に幕張メッセにて開催される日本最大級のイベント「第13回 Japan IT Week 秋」に出展します。
ブースには最新版POLESTAR Automationのデモ環境をご用意し、GUIならではの軽快な操作感や豊富な機能をお試しいただけます。
WindowsやLinuxサーバー、ネットワーク機器まで、運用作業の課題解決を幅広くカバーする1,100種類のジョブテンプレート、構成管理の効率化に有用な一覧表や報告書作成機能、そして毎回ご好評をいただいている、モニタリングツールZabbix®との連携による障害対応自動化のデモも披露いたします。
会場には技術および営業担当者が常駐し、ご来場いただいた皆様からの製品や導入に関するご質問、デモやPoC(概念実証)実施に関するご相談に応じます。
会期 | 2022年10月26日(水)~28日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00終了) |
会場 | 幕張メッセ(ホール名:7 HALL) |
入場料金 | 第13回 Japan IT Week 秋 公式サイト からの事前登録により、無料で入場できます。 |
当社ブース番号 | 小間番号:39-51 |
皆様のご来場をお待ちしております。
以 上
製品情報「ホワイトペーパー Vol.11【ITインフラの構成管理でサイバーセキュリティや障害対応に備える】」を公開しました
製品情報「ホワイトペーパー Vol.10【GoogleのSREを日本流にアレンジする】」を公開しました
GoogleのSREを日本流にアレンジする
「GoogleのSREを日本流にアレンジする」(2022年3月15日公開)は、お役立ち資料(ホワイトペーパー&パンフレット)に移動しました。以下よりご覧ください。
お役立ち資料(ホワイトペーパー&パンフレット):Vol10「GoogleのSREを日本流にアレンジする 」
製品情報「他ツールとの連携実績」を公開しました
製品情報「ホワイトペーパー Vol.9【重要インフラへの「サイバー防衛」義務化を、運用自動化のきっかけに】」を公開しました
ものづくりのDX。POLESTARが製造業のレガシーシステム可視化に向いている理由とは。
経済産業省「2025年の崖」*では、「既存システムの複雑化・ブラックボックス化への対策」と「デジタル技術を活用したビジネスモデルへの新たな取り組み」を行わないと、2025年以降最大12兆円/年の経済損失が生じるという可能性について警鐘を鳴らしている。
*「DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」(経済産業省2018年)
そして、全体の約8割の企業がレガシーシステムを抱えていることから、「レガシーシステムが存在することによるリスクや課題が多いこと」、そして「レガシーシステムの保守・運用に多大なリソースがとられていること」が、貴重な「IT人材資源」の“浪費”につながっているとしている。
製造業のDXの目的、ゴールとは?
製造業ではレガシーシステムが残っている企業の割合が多く、また、その維持に偏重する傾向が顕著である。多くの企業では、まず身の回りからDXへの取り組みに着手する、中期計画に盛り込むなどして、対応に躍起になっているが、その方法論はマチマチのようである。
さて、DXの目的、ゴールとは何か。前述の「2025年の崖」では、「レガシーシステムの保守・運用に充てられている人材・資金を、新たなデジタル技術の活用にシフト」し、「さまざまなデータを活用」し、「迅速なビジネスモデル変革に対処できるようにする」、というあるべき姿が示されている。
現実的には、自社のあるべき姿とは何なのか、どこから手を付けるべきなのか、と困っている企業も多いのではないだろうか。
長年使用してきた業務システムの老朽化や複雑化という現状から、一足飛びにDXへと移行することは困難である。そこで、まずは現状の可視化から取り組み、その上であるべき姿とのギャップを確認し、課題の克服や実現ロードマップを作成する必要があるだろう。
したがって、自社のシステムが現在どうなっているのかを、的確に把握しておくことが大前提である。
構成管理の自動化ツールは現状把握に必須
そうした現状の把握・可視化で必要となるのが、構成管理を自動化するツールである。構成管理では、管理対象となるサーバーやネットワーク機器の様々な情報を収集し、データベース化し、レポーティングする。どこにどんなOSやアプリケーションがあり、バージョンは何なのか。どのようなハードウェアがあり、インターフェースはどうなっているのか、などといった最新の情報を収集することが可能である。
構成管理については、手作業でアナログ的な集計を行っているケースが散見されるが、いつの時点で収集した情報なのか、果たしてそれが正確なのかの確認が大変で、信憑性の問題もある。
そこで、製造業などものづくりのDXを支援する構成管理ツールとしておすすめなのが、インフラ運用自動化ツールPOLESTAR Automation(以下POLESTAR)を利用する方法である。
では、なぜPOLESTARが製造業のレガシーシステム可視化に向いているのだろうか?
構成情報の自動取得による現状の見える化(構成管理)
レガシーシステムの刷新、クラウドへの移行などにあたり、現状はどうなっているのか。インフラを移行するとしたら、どれくらいのリソースが必要で、いくらくらいのコストがかかりそうなのかの算出根拠になる。また、EOS/EOLの可能性があれば、どこから着手すべきなのかの優先順位、それぞれのOS、ミドルウェア、アプリケーションにおける依存関係なども、重要な情報となる。これらのすべてを、人海戦術により調べ上げるのは大変な手間と時間がかかる。
よって、POLESTARのような構成管理ツールで自動収集し、最新情報にいつでもアクセスできるようにしておくことが望ましい。
<構成情報の収集>
https://polestar.widetec.com/whitepaper_vol8_cm
800種類を超えるサンプルジョブ
構成管理ツールのデフォルト機能で直接取得できる情報もあるが、個別にスクリプトを実行しないと収集できない情報もある。
POLESTARには既に800種類を超える自動化サンプルジョブ(無償)が用意されており、これらを利用することで、機器シリアル番号の収集やセキュリティソフト情報、OpenSSLのバージョン、ネットワーク機器のConfigなど、収集にひと手間要する情報も、簡単に収集できる。
<サンプルジョブ>
https://polestar.widetec.com/polestar-automation_info/about_job#sample_job
また、ユーザーが簡単にジョブを作成できる「ウィザード」と呼ばれる機能があり、マウス操作による対話型でジョブを作成できる。
<Windows Updateジョブ>
https://polestar.widetec.com/polestar-automation_info/about_job/windowsupdatejob
閉域網でも利用可能
製造拠点では、機密保護のため、インターネットに露出しないプライベートLAN、つまり閉域網上にインフラを構築している場合が多い。インターネットから遮断されているため、最新パッチ情報の収集やパッチのダウンロードを直接行うことができない。
POLESTARでは、一旦ダウンロードしておいたファイルやパッチをライブラリに置いておくことで、ジョブを用いて自動的に配布、導入まで実現可能である。POLESTARをオンプレミスに置いておき、異なった閉域網ネットワークセグメント間はVPN等で接続することで、一元的な管理も可能となる。
<ファイル配布ジョブ>
https://polestar.widetec.com/polestar-automation_info/about_job/filedistribution
古いOSにも対応
閉域網で利用している場合、セキュリティ上の懸念は少ないため、サポート期限の満了した古いOSで動作しているWindowsやLinux、商用UNIXサーバーが残っている場合も多々ある。
POLESTARであれば、Windows Server 2000以降、LinuxならKernel 2.4以降から管理対象とすることができる。またUNIXはAIX、SunOS(Solaris)、HP-UXのすべてに対応している。また、ネットワーク機器についてはSNMPおよび標準MIBにより構成情報が取得可能であれば、対応可能である。
<管理対象サーバー>
https://polestar.widetec.com/polestar-automation_info/system-configuration
追加情報の管理
POLESTARでは、各サーバーやネットワーク機器に、障害履歴や保守契約情報、ロケーションなどの付加的な情報を紐付けし、一括して管理できる。
ユーザーが自由にテキスト入力できるデフォルト・スペースに加え、必要に応じて入力可能なプロパティを自由に追加できるため、情報の管理も容易になっている。入力した情報は報告書作成機能によりExcel、PDF、Wordファイルとして出力できるほか、ライブオブジェクト照会機能で結果をその場でExcelに出力でき、デジタル情報としての管理・保管も容易である。
<ライブオブジェクト照会>
https://polestar.widetec.com/case-study/use-case/liveobject
以上に加え、POLESTARは操作がほとんどマウスだけで可能で、属人化に陥りにくいことや、大量のデバイスがあってもリーズナブルに導入いただける価格が利点である。
構成管理だけでなくジョブスケジューラ機能も使いやすいため、DXへのステップアップ時や、DX完了後にも、継続的にご利用いただける仕様となっている。
このように、ものづくりのDXを進めるための最初のステップとして、レガシーシステムの可視化にPOLESTARは最適な選択肢である。
以上
「動画で知るPOLESTAR Automation」ページに動画を1本公開しました。
製品情報「ホワイトペーパー Vol.8【「構成管理」を改めて知り、実践し、極めよう】」を公開しました
導入事例6(ServiceNowと連携した資産管理DB [CMDB] 構築事例)
製品情報「ホワイトペーパー Vol.7【Windowsサーバーのアップデート作業の重荷はこうやって乗り切る】」を公開致しました
大量のスイッチやルータの運用管理を効率化する
POLESTAR Automation v3.2 リリース
POLESTAR Automationは、サーバーやネットワーク機器の運用自動化を、マウスひとつで簡単に設定や実行ができるツールです。
ウィザードで表示されるジョブ設定画面から対話形式で必要事項を入力することで、簡単に自動化ジョブを作成できます。点検や設定、導入、差分チェックなどのジョブ*で業務の標準化が可能なうえ、属人化の排除にもつなげることができます。
*600種類以上の無償サンプルジョブもご提供可能
管理対象機器の種別ごとに、サーバーは12,000円/ノード・年、ネットワーク機器なら5,640円/ノード・年(最低購入ノード数10ノードから、各10ノード単位で販売 別に買取ライセンスもあり)という価格設定で、小規模な情報システム部門から、通信キャリアのような大規模ネットワーク管理の場面に至るまで、広く利用されています。
2021年5月リリースの最新版POLESTAR Automation v3.2では、クラウドのインスタンス登録機能とネットワーク機器の運用管理機能が強化されていますが、ここではネットワーク機器の運用管理に特化してご説明します。
特に、莫大な台数のネットワーク機器を運用・管理しておられる通信キャリア、CATVプロバイダー、データセンターのお客様では、大幅な業務の効率化が期待できます。
■ 1 機能強化の概要
今回の機能強化では、複数のネットワーク機器に対する定期的なパスワードやACLの変更とその確認、ログの管理、そしてジョブの解析時に便利な機能など、ネットワーク機器の運用管理効率化に役立てていただける、次のような機能の拡張を行いました。
- リモートアクセス情報の一括変更を行う機能
- 各スクリプト行でルール点検ができる機能
- 比較基準を入力し、結果と比較する機能
- ログに不必要なスクリプトの内容を残さない設定機能
- ジョブ失敗時にどこでエラーになったのかを表示する機能
- ログ出力をデバイス毎またはジョブ毎に、テキストファイルで保存する機能
リモートアクセス情報における、「アカウント名」「パスワード」「アクセスタイプ」「アクセスポート」の4つの情報を、画面もしくはCSVファイルからの登録により、グループ単位で一括変更できます。もちろん、変更のスケジュール化も可能です。
<図1> リモートアクセス情報の一括変更
1.2 各スクリプト行でルール点検ができる機能
ネットワーク機器に実行するスクリプトジョブの各Expect行実行後の返り値を、事前に設定するルールと比較して結果の表示を行うことができます。これにより変更したパスワードが適切に変更されているかを確認することができますし、ジョブの開発を効率良く行うことができます。
<図2> 各スクリプト行でのルール点検
1.3 比較基準を入力し、結果と比較する機能
POLESTARには、マスタデバイスもしくは自身のスナップショットとの比較が行える「監査ジョブ」という機能があります。今回、新たに「データ比較ジョブ」を開発し、直接入力するか、ファイルから読み込まれた比較内容と、収集された値を比較することができるようになりました。差分のチェック結果は、カラフルに色分けされて差分の箇所を表示します。
<図3> データ比較ジョブ
1.4 ログに不必要なスクリプトの内容を残さない設定機能
スクリプトジョブで結果の保存可否を選択できる機能で、ログとして不要な内容について「保存する」、「保存しない」を選択できるようになりました。
スクリプトジョブのログで不必要な内容の削除を、「結果保存」のチェックボックスから設定が可能です。
<図4> ログに不必要なスクリプトの内容を残さないよう設定
1.5 ジョブ失敗時にどこでエラーになったのかを表示する機能
ジョブがエラーになった場合、ジョブの結果画面のメッセージカラム内でエラーになった行が表示されます。それまで実行されたコマンドの結果は、結果カラムに表示されます。
この機能により、ジョブの実行状況が詳しくわかりますし、ジョブのデバッグも容易になります。
ジョブ結果のメッセージカラム
ジョブ結果の結果カラム
<図5> ジョブ失敗時にどこでエラーになったのかを表示
1.6 ログ出力をデバイスまたはジョブ毎にテキストファイルで保存する機能
すべてのジョブ結果を、テキスト形式で特定のフォルダに保存できます。ファイル名は日時、ジョブ名、デバイス名を使っての設定が可能です。毎回実行されたジョブの結果は、日単位でのスケジュール化で保存が可能です。
<図6> テキストファイルでログを保存する
■ 2.利用効果と今後の機能拡張
これらの新機能をご利用いただくことで、大量のネットワーク機器の設定情報の一括変更、ログの自動収集、スクリプトジョブ実行でのエラー分析を効率的に行えるようになります。
今回の改善にとどまらず、ネットワーク機器の運用管理自動化につきましては、引き続きお客さまのニーズに耳を傾け反映させながら、より使いやすく、効率よく実現できるツールに育てていく所存です。
【緊急のお知らせ】「Japan IT Week 春」(4/26~28)は開催延期となりました
お客様各位
弊社「POLESTAR Automation」の出展を予定しておりました「第30回 Japan IT Week 春」は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う東京都への緊急事態宣言発令により、会場となる東京ビッグサイトの使用が都により禁止されたため、開催が延期されることになりましたので、取り急ぎお知らせいたします。
ご来場を予定・計画されていた皆様には、急なお知らせで大変ご迷惑をおかけいたしますが、
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
運用自動化のニューノーマルとは?
新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年から今年にかけて2回の緊急事態宣言が発令され、第4波も間近に迫っています。
その間、企業では社員にテレワークを推奨し、営業や販促はWeb会議やウェビナーを利用した活動へと転換せざるを得ない状況になりました。
その結果、社内のファイルサーバーや基幹システムにアクセスするため、以前のように限られた社員だけではなく、ほとんどの従業員にとってリモートアクセスが必要になりました。勿論、それに伴うセキュリティの担保やネットワークの増強も迫られました。
また、オンプレミスにあるサーバーインフラをクラウドに移行し、コスト削減やパフォーマンスの改善を図ろうとする企業が増えています。自社アプリケーションをクラウド上で動作可能にするためのマイグレーションや、自社アプリを果敢に捨ててSaaSに移行する企業も出てきています。
結果として、対象はすべての文書のデジタル化、脱ハンコにまで拡がってきました。
さて、情シス部門ではどうでしょうか?
上記の様々なタスクを任されるのは情シスで、しかも非常に短期間で行わなければならないということで、大いに疲弊されていると思いますが、一息つける暇もないのではないでしょうか。導入したインフラやアプリを引き続き維持・運用する必要もあり、いかに手間暇をかけずに実施できるかが鍵になっています。
情シス業務の中でも大きなウェイトを占める運用業務。ポスト・コロナとDXの時代にフィットする「運用自動化のニューノーマル」とは、何なのでしょうか?
ポイントは「リモート」、「自律化」、「レポーティング」の3つだと考えます。
図 運用自動化のニューノーマル
社員のみならず、情シス担当者にとってもテレワークは必須です。情シス担当者が、日々実施されているサーバーやネットワーク機器に対する作業を、リモートで実施するには何をしたらよいのでしょうか。それも手間や時間をかけることなく、かつストレスを感じずに実現できる手段はないのでしょうか。
その答えこそ「運用自動化のニューノーマル」です。
まず、リモートです。次のような作業を、リモート環境でもストレスを感じず行なえることが必要です。
- 構成情報収集
- 点検(ハードウェア、OS、脆弱性)
- 差分チェック
- 設定変更
- 導入・パッチ適用
- 問題が発見されたら、メールやSNSで報告受信。
次に、自律化です。最近はAIが流行りなので、AIを導入して自動的に対処ということになりがちですが、相応のお金がかかりますし、AIは「機械学習」をさせないと本領を発揮できませんので、その期間が必要です。ここでいう「自律化」とは、パターン化による対処の自動化です。
問題を察知したら、その問題に対応するアクションを自動的に実施できるようにします。
例えば、次のようなシーンが考えられるでしょう。
- 障害対応(監視ツールからの障害報告に対して修正/対策ジョブを実施)
- 点検を行って問題があれば修正
- Windowsアップデートで、セキュリティパッチのみ定期的に適用
最後はレポーティングです。どんな機器が、どんな構成で設置されているのか。システムは健全なのか。作業の実施結果はどうだったのか。日々の点検で障害の予兆はでていないのか。等々、都度、そして定期的なレポーティングが求められます。
ここでは、次のような報告書があると便利です。
- 構成リスト
- ジョブ実行結果
- 点検結果/推移
このように、運用自動化のニューノーマルでは、コロナ禍のもとで制限がある状況でも、情シス担当者が効率的、かつ網羅的に作業が行えるような環境が必要になります。
POLESTAR Automationは、ここまでにご紹介した、リモート、自律化、レポーティングをすべて備えたソリューションです。 コロナ対策が一段落したら、是非ご検討ください。
2020年 今年のPOLESTAR Automation Top10
今年もいろいろなことがありましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きな年でした。
そんな中でも、POLESTAR Automationはこの1年、着実に進化を遂げています。そこでTop10のご紹介です。
1. 600種類を超えたサンプル自動化ジョブ
お客様からのヒアリングやPoCなどを通じてご要望のあったジョブが、日々増え続けています。Windows、Linux、SunOSなどのサーバ向け、Cisco・ヤマハ・アライドテレシスなどのネットワーク機器向けと、既に600種類を超えています。
どんなジョブがあるのでしょう?
詳細はこちらからご確認いただけます。
2. API連携インターフェース公開
Zabbixと連携して自動化の範囲を拡げたい。Redmineにチケットを登録したい。JP1との連携は?ServiceNowとは? 様々なご要望をいただいておりましたが、REST APIを通じて連携が可能になりました。
3. Cisco機器の運用自動化強化 (IOSのアップデート、ACLの変更等)
多数のCisco製ネットワーク機器の運用管理を、一気に自動化するジョブを開発。OSアップデートやACLの変更、Config情報の差分検出などを実現。
4. 5年間のTCOを公開
運用自動化ツールを評価する場合、ソフトウェアのライセンスだけでなくOSやサーバ・ハードウェア、導入コスト、保守の金額まで含めて検討したいものです。ここでは10ノード~500ノード迄の5年分のTCO試算結果をご紹介しています。
5. ジョブ結果のメール連携(v3.1)やSlack/Teams/Type Talk連携
10月にリリースしたv3.1では、点検、ファイル配布、監査、Windowsアップデートといったジョブでの実行結果を、メールやビジネスチャットと連携させて通知できるようになりました。
6. 3分半で運用自動化がわかる、ホワイトボードアニメーション動画完成。ジョブ別の操作動画も提供
「システム管理の45%は繰り返し作業。効率化と属人化排除を実現する方法とは?」を、イベント会場などで公開。操作デモ動画も多数ご紹介。
7. 急コールとの連携
POLESTAR AutomationやZabbixなどのアラートメール。多すぎて重要なアラートが埋もれてしまいませんか。メール情報をフィルタリングし、条件に合ったメールを受信すると、気付きやすい電話で通知する、弊社のサービス「急コール」と連携して業務効率をアップ!
8. パスワード一括変更用アドオンツール
パスワードの変更のインターバルがより短期化する傾向にあります。毎週変更したいというお客様も。複雑性をもたせたパスワードの生成、一括適用、パスワード情報の管理を行うアドオンツールを開発しました。
9. ファイル収集ジョブ
複数サーバのファイルを1つのサーバに集約する場合に使用するジョブです。ログの収集に便利なジョブです。収集前と収集後に登録したコマンドを実行することができ、 収集過程で必要な事前/事後作業を実行できます。
10. クレデンシャル管理(「公開鍵認証」に対応、クラウド(AWS、Azure、GCP)サービス対応)
SSHを用いるエージェントレスやネットワーク機器に対し、ジョブ実行に必要なログイン認証を公開鍵方式で実行できるようになりました。エージェントレス時でのジョブの実行を安全に行っていただけます。
POLESTAR Automation V3が「公開鍵認証」に対応!
11. ジョブスケジュール・ウィジェット(v3.1)
ジョブの実行スケジュールを確認できるウィジェットを、v3.1から搭載しました。ダッシュボード上のお好きな場所に配置することで、スケジュールの確認ができます。
12. Zabbix認定パートナーになりました
POLESTAR Automationを検討されるお客様にはZabbix利用ユーザが多いことから、2月にZabbixの認定パートナーになりました。これまでにZabbix Webセミナーを通じ、POLESTAR AutomationとZabbixとの連携ソリューションのご紹介を行っています。
13. QNAP NAS管理対応
あるお客様から「POLESTAR AutomationでQNAPのNASが管理できるか?」というお問い合わせをいただいたので実際の検証を行い、他のサーバ同様に構成管理を行えることを確認しました。
新製品「POLESTAR Automation V3.1」を「Japan IT Week 2020 秋」に出展
毎年恒例となった、幕張メッセで開催される「Japan IT Week 秋」に、今回もPOLESTAR Automationを出展します。
今年はコロナ禍を受け、徹底した衛生対策のもとに開催されます。
ブースにはPOLESTAR Automation V3.1のデモ環境をご用意し、GUIならではの軽快な操作感や豊富な機能をタッチ&トライできます。
今回はZabbix®に加えてRedmineも交え、アラート発生からチケット起票、回復処理、クロージングまでを一気通貫で行うAPI連携や、新機能のメール通知による急コールとの連携もデモします。
また、会場には技術および営業担当者が常駐し、来場者の皆様からの製品や導入に関するご質問、デモやPoC(概念実証)実施に関する相談に応じます。
会期 | 2020年10月28日(水)~30日(金) 10:00~18:00 [最終日30日(金)のみ 10:00~17:00] |
会場 | 幕張メッセ(千葉市美浜区・幕張新都心) |
入場料金 | 公式サイトからの事前登録により、無料で入場できます。 ※当日入場の場合: \5,000(税込) |
当社ブース番号 | 29-4(ホール5)[第1回 システム運用自動化展【秋】エリア] ※「Nkia」社(POLESTAR Automation 開発元)との 共同出展となります |
ワイドテックでは、幅広い運用シーンと多様なニーズに対応可能な、「使いやすく、確実に効果が出る」運用自動化ソリューションの提供に向け、引き続きPOLESTAR Automationの製品力強化を図り、コロナ後の「運用のニューノーマル」を推進・支援していきます。
ITインフラ運用自動化ソリューション「POLESTAR Automation」新バージョンV3.1を提供開始
~ 点検違反通知メールやジョブスケジュール表示、柔軟な構成リスト自動作成機能など
日常作業の「手間」をさらに軽減 ~
株式会社ワイドテック(本社・東京都千代田区、代表取締役・李光一郎)は、同社が日本総代理店として提供している、ITインフラ運用自動化ソリューション「POLESTAR Automation(ポールスター・オートメーション)」の最新版となる「POLESTAR Automation V3.1」を、10月19日(月)より出荷開始します。
[図1: POLESTAR Automation V3.1]
2019年9月の大型バージョンアップ以来の最新リリースとなるPOLESTAR Automation V3.1は、主にユーザーからのフィードバックの反映により、37項目もの新機能追加・改良を施しました。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による社会や経済の停滞からの脱却に向け、ユーザー本位の運用自動化を実現できるツールとして、さらなる進化を遂げています。
国内のシステム/サービス管理ソフトウェア市場規模は、2020年はコロナ禍等の影響もあり、前年からわずかに減少となる見込みですが、2021年から回復に転じ、2024年には3,500億円を超えると予測されています。(*1)
中でも運用自動化製品は、コロナ禍以前から全産業分野にわたる課題として推進されてきたデジタル・トランスフォーメーション(DX)に加え、コロナ禍のもとで業種を問わず導入が進んだテレワークやフレックスタイムのような、「3密」を回避できる新しい働き方の実践にも欠かせないツールとして、引き続き旺盛な需要が予想されるカテゴリーです。
大規模データセンターでの運用自動化ニーズから生まれたPOLESTAR Automationは、 ITインフラの安定稼働に不可欠ながら、従来は目視ベースの人海戦術でしか実施できなかった「点検」業務を、人手を掛けずに自動化することに重点を置いて開発されました。
構成管理を基盤とした独自の自動点検機能こそ、他の運用自動化ツールに対するPOLESTAR Automation最大の差別化ポイントであり、選ばれる理由でもあります。
さらに、OSやファームウェアのアップデート、ミドルウェア・アプリケーションのインストールとパッチの適用、運用報告書の作成など、サーバーやネットワーク機器の運用に関わる多様な業務を、広範にわたり自動化します。
近年は、官公庁・自治体や製造業などの非IT企業や、少数の情報システム管理者が事業所内のIT全般を担う「ひとり情シス」の顧客からの引き合いも増加しています。
- ■ POLESTAR Automation V3.1の新機能・改善点
- 1. 日常作業の「手間」をさらに軽減する機能の磨き込み
- 2. メール通知機能と「急コール」連携
- 3. クラウドフレンドリーな運用自動化を実現
- ライセンス版 1,200,000円~(最小購入数50ノード、税別)
- サブスクリプション版120,000円~(最小購入数10ノード、年間使用料金(初回契約は2年分)、税別)
- ■ Japan IT Week 2020 秋に出展
親しみやすく属人化しにくい、軽快で直感的なHTML5ベースのGUIによる管理画面、導入から自動化運用開始までを短期間で実現する500種以上もの豊富なジョブテンプレート、REST APIによる外部連携など、POLESTAR Automationならではの特徴はそのままに、一層の扱いやすさを追求しました。
新開発のカレンダー型ジョブスケジューラを搭載し、毎日の運用ジョブの実行予定や状況を月単位で俯瞰できます。登録・予約済みのジョブを直感的な操作で一覧表示しますので、その日に実行されるジョブを確認しておけば、ジョブの登録忘れも防止できます。
また、デバイスの構成情報をスピーディに取得できる好評の「ライブオブジェクト照会」では、任意の項目(顧客固有の管理番号、設置先フロアや部屋、ラックの位置など)を登録できる「カスタムプロパティ」に対応。構成リストの柔軟な自動作成が可能です。
[図2: 新概念・カレンダー型UIのジョブスケジューラ]
[図3: 部署名など任意の構成情報項目にも対応する「ライブオブジェクト照会」機能]
点検ジョブをはじめ、各種のジョブ実行結果をメールで通知する機能を追加しました。普段からお使いのメールサービスのSMTPサーバー(SSL/TLSおよびSTARTTLSにも対応)を利用し、ジョブ結果をメールで通知できます。
このメール通知と、ワイドテックが提供するクラウド型緊急連絡サービス「急コール」を組み合わせると、メールを受信した時点で指定した番号に電話を発信します。例えばバッチログでのエラーなど、重要な点検違反での迅速な通知が可能になり、プッシュボタン応答により対応結果も残せます。
急コールのメール解析機能を活用すると、メール通知にシステム異常を示す内容が含まれるなど、本当に必要な時にだけ電話を鳴らすようにも設定可能です。
「3大パブリッククラウド」と呼ばれるAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)の運用管理への対応として、公開鍵認証および各クラウド固有形式のクレデンシャルによるログイン管理とインスタンスリスト自動収集、AWSでのエージェントレス方式でのサーバー一括自動登録機能を追加しました。
セキュリティを損なうことなく、クラウドとオンプレミスの一体的な運用を実現し、ハイブリッドクラウド環境の自動化ニーズにも応えます。
POLESTAR Automation V3は、ワイドテックより商用ソフトウェアとして、ライセンス版またはサブスクリプション版で提供されます。価格は標準版(サーバー向け)の場合、以下の通りです。
※ いずれもネットワーク機器専用に価格を抑えたNetwork Editionも提供
毎年恒例となった、幕張メッセで開催される「Japan IT Week 秋」に、今回もPOLESTAR Automationを出展します。
今年はコロナ禍を受け、徹底した衛生対策のもとに開催されます。
ブースにはPOLESTAR Automation V3.1のデモ環境をご用意し、GUIならではの軽快な操作感や豊富な機能をタッチ&トライできます。
今回はZabbix®に加えてRedmineも交え、アラート発生からチケット起票、回復処理、クロージングまでを一気通貫で行うAPI連携や、新機能のメール通知による急コールとの連携もデモします。
会期 | 2020年10月28日(水)~30日(金) 10:00~18:00 [最終日30日(金)のみ 10:00~17:00] |
会場 | 幕張メッセ(千葉市美浜区・幕張新都心) |
入場料金 | 公式サイトからの事前登録により、無料で入場できます。 ※当日入場の場合: \5,000(税込) |
当社ブース番号 | 29-4(ホール5)[第1回 システム運用自動化展【秋】エリア] ※「Nkia」社(POLESTAR Automation 開発元)との 共同出展となります |
ワイドテックでは、幅広い運用シーンと多様なニーズに対応可能な、「使いやすく、確実に効果が出る」運用自動化ソリューションの提供に向け、引き続きPOLESTAR Automationの製品力強化を図り、コロナ後の「運用のニューノーマル」を推進・支援していきます。
以 上
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ46878920
「動画で知るPOLESTAR Automation」ページに動画を18本公開しました。
Zabbix Webセミナーに登壇!「Zabbixを利用し運用自動化を簡単に行うための解決策」をご説明します。
~ Zabbixと構成管理ツールPOLESTAR Automationを連携し、
運用自動化を簡単に実現する方法のご説明。
わかりやすいUIで自動化ジョブ設定もラクラク。 ~
開催日時:
7/30(木)15:00~15:50
8/20(木)15:00~15:50
セミナーでは、こんな内容をご説明します。
- POLESTAR Automationって何者?
- ZabbixーPOLESTAR 連携で障害対応を自動化するしくみとは?
- 連携による自動化でどんなメリットが?
- なぜ、POLESTAR はZabbixとの連携に向いているのか?
- 監視と構成管理の自動化でインフラ運用管理がどう変わるのか?
- Zabbix導入後に構成管理ツールの導入を社内で説得するためには?
- これからのシステム運用管理はどう変わっていくの?
本セミナーのお申し込みは、下記のページからご登録をお願いいたします。
■Zabbix Webセミナースケジュール
https://www.zabbix.com/jp/webinars
また、POLESTAR Automationのハンズオンセミナーをご希望の場合は、
下記のページからご登録をお願いいたします。
■IT運用自動化ソリューション「POLESTAR Automation」無料Webセミナー
導入事例「ネットワーク機器大規模運用自動化事例」を公開しました。
導入事例「大手通信キャリア様構成管理自動化事例」を公開しました。
製品情報「定期的なパスワード変更の煩わしさを軽減! PW生成・変更自動化アドオンツール」を公開しました。
製品情報「Zabbixなどの監視ツールやインシデント管理ツールと連携し、障害対応を効率化」を公開致しました
製品情報「ホワイトペーパー Vol.6【POLESTAR Automationで必要となる 5年間のコスト(TCO)を試算】」を公開致しました
~ ITインフラ運用自動化製品「POLESTAR Automation」日本独占総代理店契約を締結 ~
3月2日、株式会社ワイドテック(以下弊社)は、Nkia Corporation(本社:大韓民国京畿道城南市、以下Nkia)との間で、Nkia製品「POLESTAR Automation」の日本市場における独占総代理店契約を締結しました。
左より、弊社代表取締役社長・李光一郎、Nkia理事(取締役)Mr. W. Jin様
Nkiaの開発したITインフラ運用自動化製品であるPOLESTAR Automationは、扱いやすいGUIによる管理画面、サーバーからネットワーク機器までを網羅する幅広い適用範囲、APIによる外部ツールとの連携、豊富なジョブテンプレートなどを特徴とし、日本市場でも大手通信事業者などへの導入を通じ、実績を着実に積み重ねてきています。
これまで弊社では、2016年に締結したNkiaとの販売店契約のもと、POLESTAR Automationのローカライズ開発と販売・導入活動に取り組んできました。このたび、日本市場でのさらなる営業体制強化・拡大に向け、日本における独占的な総代理店へとステータスをアップグレードすることでNkia側と合意し、本日の契約締結に至ったものです。
なお、弊社では今回の総代理店契約締結を機に、日本全国を対象にPOLESTAR Automationの販売パートナー(リセラーおよびSIパートナー)を幅広く募集します。
詳細はPOLESTAR Automationサイトの販売パートナー募集ページをご参照ください。
こんなに凄い、POLESTAR Automationの点検自動化機能
ワイドテック、Zabbixと認定パートナー契約を締結
~ 自社運用自動化ツールとの連携ソリューションを提供
「Interop Tokyo 2020」Zabbixブースにも出展 ~
[お知らせ]
2020年2月27日、Interop Tokyo 2020 が開催中止となる旨の発表が主催者側よりありました。
ご来場を予定されていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただきますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
株式会社ワイドテック(本社・東京都千代田区、代表取締役・李光一郎)は、このたびオープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix(ザビックス)」の開発元であるZabbix社(本社、Zabbix LLC:ラトビア共和国、CEO:Alexei Vladishev、日本支社、Zabbix Japan LLC:東京都港区、代表:寺島広大)との間で、Zabbix認定パートナー契約を締結しました。
2001年からオープンソースソフトウェア(OSS)として提供されているZabbixは、システム運用向け監視製品として世界的に知名度の高い製品のひとつで、大企業から中小、ベンチャー企業まで、サーバーやネットワーク機器の監視が必要な運用現場において、幅広く利用されています。
特に日本においては早くから注目され、2012年にはZabbix社初の海外法人としてZabbix Japan LLC(本社・東京都港区)が設立されており、パートナー会やユーザー会などの活動も盛んです。
ワイドテックでもシステムインテグレーターとしての構築・運用案件を通じ、早くからZabbixに関わってきました。2019年9月に全面改良したITインフラ運用自動化ソリューション「POLESTAR Automation(ポールスター・オートメーション)」では、新たにZabbixをはじめとする外部製品との連携を念頭に置いた「外部連携API」を追加しています。これは、日本のITインフラ運用市場においてZabbixと連携する自動化ソリューションに対する期待度が高いことを受けてのものです。
今回、連携APIの提供から一歩踏み込み、Zabbixとの連携ソリューションの直接提供や、ワイドテックの顧客からのZabbixへのニーズに応えていくことを目的に、Zabbix社との認定パートナー契約に至ったものです。
なお、ワイドテックでは4月に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2020」のZabbix社ブースに、共同出展パートナーとしてZabbixとPOLESTAR Automationとの連携ソリューションを出展します。
会期: 2020年4月13日(月)~15日(水)
会場: 幕張メッセ 国際展示場ホール1-5(千葉市美浜区)
ブース番号: 3G06
Zabbix社ブースに関する詳細 : https://www.zabbix.com/jp/interop2020
ワイドテックでは、Zabbix社との認定パートナー契約締結を機に、Zabbixに対する理解と技術的蓄積をさらに深めながら、ZabbixとPOLESTAR Automationとの連携ソリューションの開発、提供を通じ、「使いやすく、確実に効果が出る」ITインフラ運用環境の普及に努めていきます。
以 上
製品情報「API公開インターフェースと利用方法について」を追加致しました
製品情報「ホワイトペーパー Vol.5【Windows Updateにともなう作業は どこまで自動化できるか】」を公開致しました。
評価版をV3にアップグレードし、提供を開始しました。
ITインフラ運用自動化ソリューション「POLESTAR Automation」の最新バージョンを提供開始
~ 進化した新GUIで、運用最前線の業務負荷を軽減し、
属人化を排除 Zabbixなど外部の運用ツールとも連携 ~
株式会社ワイドテック(本社・東京都千代田区、代表取締役・李光一郎)は、同社が提供しているITインフラ運用自動化ソリューション「POLESTAR Automation(ポールスター・オートメーション)」の3年ぶりの全面改良となる最新バージョン「POLESTAR Automation V3(ブイスリー)」を、本日より出荷開始しました。
2016年10月の国内導入開始以来、大手通信キャリア納入などで着実に実績を積み重ねてきたPOLESTAR Automationは、デジタル・トランスフォーメーション(DX)があらゆる産業分野に浸透しつつある現在、製造業など非IT企業からの引き合いも増加しています。
最新バージョンとなるPOLESTAR Automation V3は、扱いやすく属人化しにくいGUIベースの管理画面、導入から運用開始までを短期間で実現する500種以上もの豊富なジョブテンプレート、幅広いOS・ネットワーク機器を統合的に管理可能な汎用性といった特徴を継承しながら、特に日本のユーザーからの要望に応え、徹底的な改良を図った製品です。
日常点検・脆弱性点検を含む構成管理、OSやファームウェアのアップデート、ミドルウェア・アプリケーションのインストールとパッチの適用、運用報告書の作成など、サーバーやネットワーク機器の運用にまつわる多様な業務を広範にわたり自動化します。
国内システム/サービス管理ソフトウェア市場は、2017年時点の前年比成長率が2.8%、総売上は2,707億円と着実に成長を続けており、2017年~2022年の年間平均成長率(CAGR)は4.0%、2022年の市場規模は3,292億円に達すると予測されています(※1)。
中でも運用自動化製品は、システム運用の最前線における人手不足や「働き方改革」といった労働環境の劇的な変化を背景に、少ない人数・限られた時間での運用業務遂行、作業負荷の軽減に不可欠なツールとして、引き続き高い成長が期待されるカテゴリーです。
- ■ POLESTAR Automation V3の新機能・改善点
- 1. サーバーのエージェントレス管理に対応
- 2. Zabbixなどとの外部連携のためのREST API搭載
- 3. ネットワーク機器管理機能の充実
- 4. 操作性とカスタマイズ性を向上させた、HTML5ベースの新GUI
- ライセンス版 1,200,000円~
(最小購入数50ノード、税別) - サブスクリプション版129,600円~
(最小購入数20ノード、年間使用料金(初回契約は2年分)、税別)
きめ細かなサーバー管理が可能でセキュリティ面でも優れた、従来からの定評ある「エージェント方式」に加え、SNMP/SSH/WMIなどの汎用的な管理インターフェースを通じて、専用プログラムをインストールすることなくサーバー運用の自動化を実現する「エージェントレス方式」にも、新たに対応しました。
外部連携APIを持つ、既存のさまざまな運用管理製品との連携を実現します。
例えば、国内で広く普及するオープンソース・ソフトウェア(OSS)の運用モニタリング製品「Zabbix®(ザビックス)」と組み合わせ、Zabbixからのシステム障害アラートをトリガーに、その後の障害回復処理を自動化することが可能となります。
ネットワーク機器へのコンフィギュレーションやアクセス制御リストの投入・更新、Cisco IOSのようなファームウェアのバージョンアップ、金融業界などで求められる高頻度のパスワード変更を手軽に行える、豊富なネットワーク機器管理ジョブを取り揃えました。
また、ネットワーク機器だけを管理したいニーズに応えて、新たにお求めやすい価格の専用パッケージ「Network Edition」の提供も開始しました。
管理画面のユーザーインターフェースを一新し、ブラウザプラグインに依存せず、高速で軽快な操作を可能にしました。 加えて、必要な管理情報を好みの場所に配置してカスタマイズできる、ウィジェット型のダッシュボードも搭載し、POLESTAR AutomationならではのGUIによる扱いやすさを、さらに極めました。
POLESTAR Automation V3は、ワイドテックより商用ソフトウェアとしてライセンス版あるいはサブスクリプション版として提供されます。価格は以下の通りです。
POLESTR Automation V3は、Windows ServerまたはLinuxを管理側サーバーとして、Windows/Linux/Solaris/IBM AIX/HP-UXで動作する管理対象サーバー、ならびにMIB情報の取得可能なネットワークスイッチ・ルーターなどの各種ネットワーク機器の運用業務を、自動化・省力化します。
POLESTAR Automationでは、教育・ジョブ作成代行などのサービスメニューも充実しているほか、導入・PoC(実機による評価)を実施する顧客を対象に、要望に応じたサンプルジョブスクリプトを10本まで提供するキャンペーン(12月29日まで)も実施しています。
ワイドテックでは、幅広い運用シーンと多様なニーズに対応可能な、「使いやすく、確実に効果が出る」運用自動化ソリューションの提供を目指し、引き続きPOLESTAR Automationの製品力強化を図るとともに、販売・サポート体制の充実を推進していきます。
以 上
評価版の仮想アプライアンス(OVF/Hyper-V)提供を開始いたしました。
評価版の動作条件を変更(緩和)しました。
「@IT(アイティメディア)」に記事2本目が掲載されました!
「ZDNet Japan」に掲載されました!
「@IT(アイティメディア)」に掲載されました!
製品情報「ホワイトペーパー Vol.4」を公開致しました。
ゴールデンウィーク休業のお知らせ(2019年4月27日~5月6日)
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
弊社では誠に勝手ながら、下記の期間をゴールデンウィーク休業とさせていただきますので、
その旨ご案内申し上げます。
【休業期間】2019年 4月27日(土)~5月6日(月)
期間中のお問い合わせは、WEBお問い合わせフォーム、またはメールでいただけますと幸いです。
期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、ゴールデンウィーク休業期間後の
5月7日(火)より、順次対応させていただきたく存じます。
みなさまにはご不便をおかけすることとなり、誠に恐縮でございますが、予めご承知おきのほど、
よろしくお願い申し上げます。
【お問い合わせ窓口】
株式会社ワイドテック プロダクト事業部Eメール:polestar@widetec.com
電話番号:03-5829-4178