Zabbix連携 障害検知からのジョブ実行

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Zabbix連携 障害検知からのジョブ実行

Zabbix連携 
障害検知からのジョブ実行

監視対象のサーバーやネットワーク機器に対し、障害検知をしたらメール送信する仕組みをZabbixツールで、運用しているユーザーが多いです。
この障害検知からメール送信だけでなく、障害機器のログや設定など関連情報収集、プロセス起動など、障害パターンに対応するジョブを自動実行するZabbixとの連携について説明します。

株式会社ワイドテックはZabbix認定パートナーです

株式会社ワイドテックはZabbix認定パートナーです

認定パートナーとは、Zabbixが提供しているサービスや製品を提供ないし、技術サポートを行えることができるパートナーとして認定する、Zabbix社の公式パートナープログラムです。


■ POLESTARとZabbixの連携イメージ
POLESTARとZabbixの連携イメージ

■ 障害検知からジョブ実行のシナリオ

「CPUが高負荷」の障害を検知した場合、対象サーバーの「TOP10プロセス」を自動取得する連携について説明します。


■ Zabbixの設定

監視アイテム、トリガーを設定後、アクション設定を行います。
アクション設定は、[設定]→ [アクション] から実行条件などの必要な項目を設定します。

Zabbix アクション画面
<図1> Zabbix アクション画面

[設定]→ [アクション]→[実行内容] タブに設定を行います。
実行内容の詳細で、リモートコマンドを設定します。

Zabbix アクション/実行内容画面
<図2> Zabbix アクション/実行内容画面

■ REST APIの書式

REST APIの書式です。

リモートコマンド:
REST APIコマンド  [option]  [url]

[url]には、POLESTAR Automationアプリケーションサーバーのurl と実行するジョブ番号を指定します。

[url]:http://192.168.0.1:8080/rest/v1/job/10969/execute
POLESTARのurlRESTのバージョンジョブ番号

[url]:http://192.168.0.1:8080
POLESTARのurl
/rest/v1/job/10969/execute
RESTのバージョンジョブ番号


■ POLESTAR Automationの設定

「CPU使用率が高い上位10個のプロセス情報収集」のジョブをスクリプトジョブで作成します。ジョブ番号は[プロパティ]タブで確認ができます。

         POLESTAR Automationのジョブ作成画面
<図3> POLESTAR Automationのジョブ作成画面

以上で、障害を検知した場合、ZabbixからリモートコマンドをPOLESTAR Automationが受け取り、対象のジョブを自動実行します。

また、REST API連携で、POLESTAR Automationで管理している機器の構成情報などを出力することも可能です。

構成情報(抜粋)
<図4> 構成情報(抜粋)

詳細はAPI公開インターフェースと利用方法をご参照ください。


<参考>
ServiceNowとの連携によるCMDB構築事例

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