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Windows Updateジョブ
Windows Updateジョブ
WSUSよりも便利なWindows Updateジョブ
Windows Updateジョブを使うと、すべてのWindowsサーバに対して最新のアップデートを適用することができます。Windowsサーバごとにアップデートが必要な項目は、POLESTAR Automationが提供するプラグインを用いて定期的に分析を行うことができます。 尚、Windows Updateジョブはオプションでのご提供になります。
Windows Updateジョブの作成
Windows Updateジョブの作成は次のステップで行います。
- 基本情報:基本情報の設定
- 対象デバイス選択:ジョブを実行するデバイスの選択
- 更新項目:更新内容の設定
- オプション:[再起動オプション]と[失敗処理]の設定
- スケジュール:実行スケジュールの登録
図1に示すようにウィザードにしたがってジョブを作成します。
<図1> Windows Updateジョブ生成ウィザード
- [名称]:Windows Updateジョブ名を入力
- [説明]:Windows Updateジョブの内容を入力
- [分類]:Windows Updateジョブの分類を指定
Windows Updateを実行する対象グループまたは対象サーバを選択。対象サーバはWindowsサーバのみ選択可能。図2に対象サーバの選択画面を示す。
<図2> Windows Updateジョブ生成–対象サーバ選択
[更新項目]設定を[重要な更新]または[すべて更新]にすると、ジョブ実行時に重要な更新項目またはすべての更新項目がインストールされる。また、[サービスパックのインストールを対象外]、[非セキュリティ項目更新を対象外に]、[.Net Frameworkのインストールを対象外に]、[Internet Explorerのインストールを対象外に]から選択が可能。図3に更新項目の選択画面を示す。
<図3> Windows Updateジョブ生成–更新項目選択
設定した更新項目の内容に合致する更新項目が表示される。[サーバ]タブからは対象サーバの更新項目が確認でき、[更新項目]タブからは更新項目のインストールが必要なサーバが確認できる。
また、インストール対象外の設定も可能。図4に対象外更新項目設定画面を示す。
<図4> 対象外更新項目設定
[再起動オプション]と[失敗処理]を設定する。一般的な状況には、再起動オプションを[Windows Update項目別の再起動オプションに従う]を選択する。図5にオプション設定画面を示す。
Windows Updateジョブは対象サーバにすべての更新項目をインストール完了した後、再起動を行う。そのため、再起動が必要な更新項目を複数インストールしてもサーバの再起動は1回のみで済む。
<図5> Windows Updateジョブ生成–オプション
Windows Updateジョブの実行スケジュールを設定する。
ウィザードの残りの画面であるプロパティは、デフォルトの設定変更(例えばタイムアウト値の変更など)が必要なときに、ロールは作成したジョブの実行権限を制御する場合に設定するが、「次に」で飛ばしてもジョブの作成は可能である。
Windows Updateジョブの実行結果
Windows Updateジョブの実行結果は図6のように表示されます。
<図6> Windows Updateジョブ結果照会
名称をクリックすることで詳細内容が確認でき、特定サーバ名のアイコンをクリックすると、Windows Update項目単位のジョブ結果が確認できます。図7にサーバ別の詳細結果を示します。
<図7> Windows Updateジョブ結果照会
更新項目を指定してWindows Updateジョブを実行する
緊急セキュリティパッチの適用が必要な場合、特定の更新項目を指定してWindows Updateジョブを実行する場合があります。Windows Updateジョブ生成ウィザードの[更新項目]ステップで[更新項目]選択オプションを[更新項目指定]にします。図8に更新項目指定画面を示します。
<図8> Windows Updateジョブの更新項目指定
更新項目の一覧から項目をチェックするかカラムフィルタリングを利用してインストールする更新項目を検索することができます。また、更新項目について詳細情報を確認したい場合には項目名称をクリックすることで図9に示すように更新項目情報が表示されます。
<図9> Windows Updateジョブの更新項目情報
このように、ウィザードにしたがって必要事項を入力すれば、簡単にWindows Updateジョブが作成できます。