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SSL証明書の有効期限の確認の自動化
SSL証明書の
有効期限の確認の自動化
数年前までは、2年・3年の有効期限のSSL証明書を利用できましたが、
Webセキュリティや暗号アルゴリズムの危殆化の懸念から有効期限の短縮が図られ、現在では1年に限った有効期限のSSL証明書の利用となってます。
また、サービスを提供するWebサーバーは年々増え、運用する企業にとってはSSL証明書の有効期限の管理が負担となってます。
■ SSL証明書の確認
SSL証明書の有効期限はウェブブラウザから確認できますが、対象サイトが多いと面倒な作業になります。
複数の対象サイトからSSL証明書の有効期限を取得する自動化について説明します。
■ 自働化イメージ
SSL証明書の有効期限を確認するジョブを実行し、そのジョブ結果をメール送信する。

■ ジョブ設定
「スクリプトジョブ」を利用し、①~⑦の設定を行います。
①[基本情報]
ジョブ名称などの基本情報を入力します
②[スクリプト]
opensslコマンドを利用し、スクリプトを作成します
※[servername]、[connect]はパラメータとして、プロパティ値を引数として渡します

③[対象デバイス]
対象サーバーを選択します

④[スケジュール]
ジョブ実行するスケジュールを入力します

⑤[プロパティ]
必要なプロパティを設定します
⑥[ロール]
ジョブ実行できるロールを設定します
⑦[通知設定]
ジョブ結果をメール送信する宛先を設定します

■ ジョブ結果(1)
<メール受信のジョブ結果>
3台のサーバーにジョブが実行され、ジョブ成功の結果がメールで送信されます。
各サーバーの有効期限は、添付Excelに記載されてます。

<添付Excel内容>

■ ジョブ結果(2)
<POLESTAR Automation画面上のジョブ結果>

運用業務の定形作業をスクリプト化し、自動化することで、運用業務・管理の作業効率が大幅に改善できます。
POLESTAR Automationには最適化したジョブ作成のフレームワークが9種類あり、運用業務の定形作業の自動化に活用できます。ジョブの種類とその内容については以下のページからご確認ください。
POLESTAR Automation製品情報「ジョブについて」