クラウド管理機能で、AWS、Azure、
GCPの仮想サーバーを一括管理
POLESTAR Automationのクラウド管理機能※は、Amazon Web Service(AWS)、Microsoft Azure(Azure)、Google Cloud Platform(GCP)で利用している仮想サーバーを一括管理することができます。
POLESTAR Automationからクラウド上の仮想サーバーの一覧表示が可能になり、リソースID、リソース名、プライベートIP、パブリックIPなどの情報を一括管理することができます。(図1)
クレデンシャル情報に基づいてクラウドに接続し、紐づいている仮想サーバーのクラウドシステム情報を収集することができます。また、SSHの接続情報を設定することで、自動的にPOLESTAR Automationのエージェントレス・デバイスとして登録することができます。
※クラウド管理機能はオプション製品です。POLESTAR Automation V3.3から利用できます。
図1 仮想サーバー一覧
状態:クラウド上の仮想サーバーの状態を表示します。
クラウド種類 :クラウドの種類です。(AWS, AZURE, GCP)
クラウド名:仮想サーバーが属しているクラウド名です。
クレデンシャル名:認証情報があるクレデンシャル名です。
リソースID:クラウドメーカーが提供する仮想サーバーの固有IDです。
リソース名 :クラウドメーカーが提供する仮想サーバーの名称です。
プライベートIP:仮想サーバーのプライベートIP情報です。
パブリックIP:仮想サーバーのパブリックIP情報です。
エラスティックIP:仮想サーバーのエラスティックIP情報です。
OS:仮想サーバーのOS情報です。
ロケール:仮想サーバーが起動しているデータセンターのエリアです。
タグ:仮想サーバーに付与されたタグ情報です。(JSON)
収集日時:CloudScannerプラグインによって情報が収集された時間です。
登録日時:クラウド管理機能にクラウドが登録された時間です。
POLESTAR Automationのクラウド管理は、「クレデンシャル」と「CloudScanner」プラグインを設定することで利用可能です。
クレデンシャルの設定
POLESTAR Automationで対応できるクレデンシャルの種類は、SSH、AWS、REST、AZURE、GCP、NOTIFY_REST、WMIです。クレデンシャルを設定したいクラウドの種類(AWS、AZURE、GCP)に、クラウドのアクセス情報を設定することでPOLESTAR Automationからクラウドにアクセスすることができます。
AWSの場合は、「AWS」を選択し、「アクセスキーID」や「アクセスキー」など、必要となる項目を設定します。(図2)
[リージョン選択]※では、利用しているリージョンを選択します。(図3)
※リージョン選択は、AWSのみ設定が必要です。
図2 クレデンシャル登録 [基本情報]
図3 クレデンシャル登録 [リージョン選択]
「CloudScanner」の設定
「CloudScanner」は、スキャンする時間やクラウド(AWS、Azure、GCP)の指定などを設定します。(図4、図5)
前項で設定した「クレデンシャル」のアクセス情報を基に、プラグインに指定した時間になるとクラウドにアクセスし仮想サーバーの情報を取得します。
図4 CloudScanner スキャン時間設定
図5 CloudScanner クラウド指定
POLESTAR Automationのクラウド管理機能を利用すると、AWS、Azure、GCPの仮想サーバーを一括管理することができます。また、各仮想サーバーをPOLESTAR Automationの管理デバイス(エージェントレス、エージェント)に置くこともでき、スクリプト実行やファイル配布などのジョブ機能が利用できます。(図6)
図6 クラウド仮想サーバーのエージェントレス登録
POLESTAR Automationのジョブ機能はこちらを参照ください。