スイッチ/ルータ パスワードの一括変更を自動化
POLESTAR Automationのネットワークスクリプトジョブを利用して、CISCOスイッチ/ルータのユーザ、console、VTY、Enable等のパスワードを一括して変更することができます。
構成イメージを図1に示します。
図1 構成イメージ
パスワード変更の作業フローは図2のようになります。
パスワード変更のネットワークスクリプトジョブを選択し、新パスワードを入力し、対象機器又はグループを選択し、ジョブ実行でパスワードを変更することができます。
図2 作業フロー
(1)パスワード変更のネットワークスクリプトジョブの選択
登録しているジョブ一覧の中から必要なネットワークスクリプトジョブを選択します。
例として、「enableパスワードの変更」を選択します。(図3)
図4 スクリプトジョブの選択
(2)新パスワードの入力
「enableパスワードの変更」ネットワークスクリプトジョブを選択するとジョブウィザードが開きます。
4番行にenableの新パスワードを入力します。(図4 赤枠)
図4 パスワードの入力
(3)対象機器の選択
ジョブウィザードの「対象デバイス」タブに移り、対象機器を選択します。(図5)
1台毎又はグループ単位で対象機器を選択できます。例として、「グループA」を選択します。
スケジュール、プロパティ、通知設定の各タブを設定します。
設定したスケジュールで、この「enableパスワードの変更」ジョブが実行され、対象機器のパスワードが変更されます。
図5 対象機器の選択
(4)新パスワードの適用の確認
登録しているジョブ一覧の中から「enableパスワードの確認」を選択します。(図6)
「enableパスワードの確認」ジョブを設定し、ジョブ実行します。
ジョブ結果として、適用後のパスワードが確認できます。(図7)
図6 「enableパスワードの確認」の選択
図7 適用後のパスワードの確認結果
POLESTAR Automationは、ファームウェアのアップデート、ACL変更、running-config情報の取得、ポート開閉情報の取得等のジョブが簡単に作成でき、自動化することで作業の効率化が図ることが可能です。
以下の関連ページもあわせてご参考ください。
POLESTAR Automation導入事例 :ネットワーク機器大規模運用自動化事例
POLESTAR Automation活用事例 :CISCO IOSのアップデートを自動化
参考動画(YouTube) :ネットワークスクリプトジョブの活用編 – CISCO のIOSアップデート