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システムオブジェクトのグループ化で作業を効率化
システムオブジェクトのグループ化で作業を効率化
POLESTARでは、サーバやネットワーク機器、そしてジョブなどのシステムオブジェクトをグループ化することで、管理や実行作業を効率的に行うことができます。
グループ化には、静的グループ及びスマートグループの2種類があります。システムオブジェクトは複数のグループ に含めることが可能です。
静的グループは、ユーザが対象オブジェクトを指定して設定します。スマートグループは、システムオブジェクトのプロパティに基づいて条件を定義してグループ化します。
あるシステムオブジェクトが指定した条件に合致すると、該当するグループに自動的に配置されます。
スマートグループを活用することで、システムオブジェクトのグループ化が容易に行えます。
例えば、同じOSバージョンのサーバのパスワード複雑性を一括変更する、同じ型番のネットワーク機器のファームウェアをアップデートするといった作業の場合、そのグループを選択することで簡単にジョブの実行を行うことができます。
静的グループは静的グループ生成ウィザードを利用して作成できます。

<図1> 静的グループ選択メニュー
静的グループでは、グループに含まれる対象を直接指定します。

<図2>静的グループ設定ウィザード
作成したグループに対するロールも設定可能で、グループに対して与えられた権限に従って実行できます。
スマートグループもスマートグループ生成ウィザードを利用して作成できます。

<図3> スマートグループ選択メニュー

<図4> スマートグループ設定ウィザード
スマートグループではグループに含めるための条件を、条件式を用いて設定します。条件を複数設定することも可能です。例えば[AND]は定義した条件すべてを満たすと該当のグループに割り当てられます。
また、[OR]は定義した条件の中、1つ以上の条件を満たすと該当のグループに割り当てられます。
条件で使用する比較演算は15種類あり、各比較演算子はプロパティデータタイプによって異なります。
[プレビュー]をクリックして、条件が正常に登録されているかどうかを確認できます。
作成したグループに対するロールも設定可能で、グループに対して与えられた権限に従って実行できます。