Windows Updateもバックアップもログ分析もトイル。トイル。トイル。
「POLESTAR Automation」からのお知らせ(2022年01月19日)
POLESTAR Automationサイトのコンテンツで最もアクセス数が多いのは、ホワイトペーパーNo.5の「Windows Updateにともなう作業はどこまで自動化できるか」です。Windows Updateが、如何に運用管理者にとっての苦行(トイル)として認識されているのかが窺えます。
ホワイトペーパーNo.7では「Windowsサーバーのアップデート作業の重荷はこうやって乗り切る」として、WSUSとPOLESTARの良いとこ取りをしたWindows Update対処方法についてご紹介しています。是非ご一読ください。
また、仮想環境でのOSのアップデートには、事前にバックアップを取っておくという手順を踏むことが多いようです。これも、数が多ければ多いほど、トイルになります。
そこで今回は、仮想マシンのバックアップ自動化についても触れています。SREを推進し、システムの信頼性を如何に上げられるのか。お役に立つ情報をご提供します。
1.スクリプトの自動実行に必要な概念「OPALLS(オパール)」とは。トイル削減でSREを加速
2.活用事例:仮想マシンのバックアップを自動化する
3.POLESTARショートセミナーを開始
4.自動化コラム:自動化の手順書はどう作るか? 2022
1.スクリプトの自動実行に必要な概念「OPALLS(オパール)」とは。トイル削減でSREを加速
自動化の中でもジョブスケジューラ/構成管理ツールがSREチームのトイルの削減に最も大きな役割を担います。自動化スクリプト作成にあたって重要なのが、効率化のための「OPALLS(オパール)」という概念です。
https://polestar.widetec.com/cate_news/opalls
2.活用事例:仮想マシンのバックアップを自動化する
「ESXiもPOLESTARの自動化対象になるの?」 よくいただく質問です。今回は、CLIコマンドを利用し、仮想マシンイメージ”vdmk”等のバックアップを取得する自動化についてご説明します。
https://polestar.widetec.com/case-study/use-case/virtual_machine_backup
3.POLESTARショートセミナーを開始
運用自動化ツールPOLESTAR Automationのユニークな機能にフォーカスを当て、20~30分でご紹介するショートセミナーです。毎月1~2回の開催を予定しており、ご興味があるテーマだけを受講できます。
ご予約を受け付けているセミナー一覧はこちら
4.自動化コラム: 自動化の手順書はどう作るか? 2022
運用自動化ツールを導入したからといって、その日からいきなり既存の運用業務を自動化できるわけでは、もちろんありません。まずは手順書を作り始めること、それが運用自動化のスタートラインです。
https://polestar.widetec.com/cate_auto_colums/how_to_make_runbook_2022
編集後記
冒頭でご紹介した、ホワイトペーパーNo.5の「Windows Updateにともなう作業はどこまで自動化できるか」が最もアクセスが多い件。「Windows Update」というビッグワードが功奏して多くのアクセスをいただいていると思いますが、その他、アクセスの多いコンテンツを見ると、運用管理をおこなう皆様のお悩みや試行錯誤の一端を感じることができます。
ここで、2021年でアクセスが多かった読み物系コンテンツのアクセスランキングトップ10をご紹介します。
- Windows Updateにともなう作業はどこまで自動化できるか
- どうする? CentOS Linux後継問題
- サーバー・ネットワークの安定運用に不可欠な「構成管理ツール」とは
- 今一度、「エージェント(レス)」について
- ServiceNowとの連携によるCMDB構築事例
- ITインフラの構成管理でサイバーセキュリティや障害対応に備える
- ITインフラの足元を固める「構成管理」
- Windows 11と仮想化の話
- Slack/Teams/Chatworkにジョブの結果を通知しよう
- POLESTAR Automationに「QNAP」のNASを登録してみた
こうやって過去に公開したコンテンツを見返してみると、皆様のお悩みや苦悩、ひいては苦行(トイル)の様子を感じることができます。アクセスを多くいただいた(1位・2位)のはOSにまつわるトピックでしたが、これらの中で改めて気になるのが「構成管理」でした。展示会などお客様と直接お話させていただく際に、「構成管理」について耳にする機会が少しずつ増えてきている実感があるからで、2022年の注目のキーワードになるのではないかと考えています。
POLESTARでは、複数機器のホスト名やIPアドレス、OSのバージョンなどの構成情報を簡単に調べて一覧にする、リアルタイムの構成情報を管理できる「ライブオブジェクト照会」という機能があります。
POLESTARなら簡単便利に実行できる機能ですが、それができないために構成管理に課題をお持ちの方がいらっしゃるのかもしれません。ただでさえ忙しいITインフラ運用の現場に対してPOLESTARで何とかサポートしたい、という気持ちになります。
「ライブオブジェクト照会」については、活用事例(ITインフラの構成管理 構成情報のレポーティング)のページで、画面キャプチャを用いながら詳細をご案内しています。
また、こちらの事例ページでは「WindowsUpdate」×「構成管理」、というアクセス状況から見るトイル2大巨頭(!?)を解消した、という多くの方が気になるはずの情報を公開しています。
導入事例紹介:大手通信キャリア様の構成管理自動化事例
「構成情報の収集、設定変更をリモート端末から手作業で実行/Windowsアップデートの適用と確認作業に時間と手間を要していた」という導入前の課題を解決いただいた事例です。
ITインフラ運用の課題やお悩みは、一つひとつ挙げていけばきりがありません。状況や背景が異なりますので、企業の数、ご担当者様の数だけ独自のお悩みをお持ちでいらっしゃいます。ですので、サイトのアクセスが多かったからと言って、それが最優先で実現すべく課題かというとそうではないと思いますが、私たちはこのように日々のアクセス状況を見ながら、お客様にどのような情報を提供するべきか議論をし、メルマガなどで届けています。(メルマガのご購読はどなたでも可能です。ご希望がありましたら「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。