データセンターの運用ノウハウをIoTに活かす
POLESTAR Automation for IoT

2020年4月24日

国内外の大型データセンターから、数百台規模の企業内サーバールーム、10ノードほどの「ひとり情シス」まで…さまざまな規模・業種・業態のITインフラ運用を、自動化・効率化・省力化してきた「POLESTAR Automation」。
その先進的で柔軟な運用自動化・構成管理のソリューションを、IoT機器の運用管理向けにご提案いたします。


■IoTデバイス/ゲートウェイの管理を自動化・省力化

コンソールから手作業で行っていた一連の運用業務を「ジョブ」として定義・実行するのが、POLESTAR Automationでの自動化の基本です。
大量のセンサーデバイス・複数箇所に分散配置されたエッジサーバーなどを対象に行う繰り返し作業や、夜間や休日等の勤務時間外に行わざるをえなかったアップデートなどを自動的に実行し、あとで結果も確認できます。管理対象台数が多ければ多いほど、作業に必要な時間を短縮できます。
簡単にジョブを作成できるウィザードや、定型的な作業を対象機器と実施タイミングだけを設定すれば自動化するジョブ・テンプレートを用意しており、活用までのリードタイムも短時間で済みます。

  • センサーの収集したデータを定期的に取得し、BIツールなどに送信
  • プログラムや制御用データのアップデート
  • セキュリティ対策のためのプログラムや制御用データ差分チェック
  • センサーやゲートウェイデバイスなどへのコマンド送信
  • デバイス障害発生時の自動再起動
  • 作業結果の確認

■エージェントレス/エージェント両方式による幅広いデバイス対応

管理対象デバイスのPOLESTAR Automation管理サーバーへの登録には「エージェントレス方式」と「エージェント方式」の2種類が利用できます。

  • 管理対象デバイス(サーバー)側にエージェントレスのインストールが不要なエージェントレス方式は、SSH(パスワード認証・公開鍵認証)の利用可能なほとんどのデバイスに対応可能。ストレージやメモリ容量に余裕のないIoT機器に最適です。
  • エージェント方式は、エージェントのインストールと管理サーバーへの登録だけで運用自動化を始められ、独自プロトコルを用いた高速でセキュアなデータ転送、きめ細やかな運用管理が可能です。x86/x64(Linux/Windows)とRaspbian OS専用エージェントを用意していますので、エッジサーバーやRaspberry Piなどの管理に特に適しています。
  • IoTゲートウェイ(※)を含むネットワーク機器に最適化された、専用の構成管理機能を搭載しています。

※CLIの利用が可能なものに限ります


■REST APIによる外部連携

各種の監視ツール・チケッティングツールなど、REST APIの利用可能な外部ツールとの連携が可能。アラートやデバイスメッセージをトリガーとするジョブの実行、チケットの発行と処理などを、作業フローに沿った形で自動化します。


■運用実務者の立場で考え、磨き抜かれたUI

軽く、操作しやすいHTML5ベースのGUI。構成要素をウィジェット化し、個人毎に必要な情報を見やすくレイアウトできる、カスタマイズ性にすぐれたダッシュボードを搭載しています。


■10ノードから導入可能、サブスク・買い取りどちらにも対応

提供形態はサブスクリプション(10ノード~)とライセンス買い取り(50ノード~)の2種類。プロジェクトの規模や必要期間に応じて最適な導入形態をお選びいただけます。



【POLESTAR Automation for IoT 早期検証支援プログラム(PoC)】

ワイドテックでは、POLESTAR AutomationのIoT向けPoC(概念実証)にご協力いただけるお客様を募集しています。
POLESTAR AutomationのIoTへの展開は、まだ始まったばかりです。自動化ジョブの開発をご要望に応じて支援しながら、お客様とともにIoTでの活用事例を作り上げて行きたいと考えています。
検証支援プログラム(PoC)には、一切費用はかかりません。商用(本番)導入につきましても、優遇条件にて提供させていただきます。



※「POLESTAR Automation for IoT」はマーケティング上の呼称です。
提供するソフトウェアは、ITインフラ向けのPOLESTAR Automation V3と同一となります。