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運用自動化ソリューションを導入すると、運用スタッフは不要になるのですか?

2017年12月19日
運用自動化の導入により、これまで手作業・目視で個別に行っていた複数の日常点検やシステム構成確認などの作業を自動化・スケジュール化し、少ない人数で効率的かつ迅速に実施できるほか、例えばシステム障害の発生時に自動的にサーバーをリブートさせ、回復を図ることも可能となります。その結果をレポートとしてまとめる作業も、自動化できます。
しかし、システム障害の原因がハードウェア故障の場合、自動点検を通じて対象機器の動作可否をチェックするところまでは可能ですが、ソフトウェア的な対応だけでは修復できません。その他、自動で行う定期点検やシステム構成調査結果の最終的な確認、障害発生後の根本対策など、人の手が欠かせない部分は残ります。 運用自動化の真髄は、煩雑で退屈な繰り返し作業と結果の集約を、できるだけシンプルに行い、手作業部分を減らすことで、既存スタッフの稼働時間をより生産的な業務に配分できることにあると考えています。

導入からどの程度の期間で、運用自動化が利用できるようになりますか?

2016年8月8日
弊社では、導入に先立ちPoC(概念実証=検証環境でご確認いただくこと)を推奨しております(PoCには一切費用は掛かりません。サーバーのお貸出しも可能です)。
まずはPoCで、使いやすさ、わかりやすさを体感いただいたうえで自動化ジョブ(お客様の要件に合わせて無償でご提供。ライブラリも充実しています)をお試しいただき、有用性をご確認ください。
この検証期間として、2週間から3か月程度を見込んでいます。もし、ご満足いただけましたら、そのまま本格導入いただくことも可能です。もちろん、お客様の環境に合わせたシステム構築と導入教育サービスも行わせていただきます。ご検討開始から自動化運用の開始まで、最短で1か月程度を想定しています。

当社のサーバーは20台です。POLESTAR Automationを導入して効果がありますか?

2016年8月8日
規模の大小ではなく、運用の内容によると考えられます。
営業時間の範囲内だけで運用するシステムで、かつ、すべてのサーバーの構成や運用状況が、必要人員を含めて貴社の既存の管理体制で十分管理でき、障害発生時の対策手順も確立されていれば、自動化は必要ないと思われます。しかし、障害予防として点検頻度を上げたり、夜間や休日も対外的にサービスを提供するようなシステムにおいて勤務時間外に障害が頻発したりするなどのケースでは、規模の大小にかかわらず、POLESTAR Automationの導入をおすすめします。
それに、今は20台規模でも、サービスの品質が向上し、システムの規模拡大につれてサーバーの台数が増えていく可能性もあるでしょう。
そうしたケースでPOLESTAR Automationが構築済みであれば、最小のコストで運用品質を維持・向上させることが可能です。
サブスクリプションは10ノードから購入可能です。