ネットワークスクリプトジョブ

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ネットワークスクリプトジョブ

ネットワークスクリプトジョブ

        

ネットワーク機器の管理を自動化するネットワークスクリプトジョブ

ネットワークスクリプトジョブは、スクリプトを複数のネットワーク機器に対して実行する場合に利用します。
また、スケジュールを設定すれば定期的に実行でき、ネットワーク機器に繰り返しコマンドを実行する場合にも活用できます。

ネットワークスクリプトジョブの作成

ネットワークスクリプトジョブは、下記のステップのウィザードにしたがって作成します。


■ STEP1 基本情報
  • 名称:ジョブ名称を入力
  • 説明:ジョブ内容を入力
  • 分類:ジョブの分類を指定
  • 静的グループのパス:登録するジョブグループの選択
  • Expect:Expect文の作成
    *prompt:promptの入力
    *コマンド:コマンドの入力
    *比較演算子:比較値との条件式の選択
    ① contains:比較値の文字例が含まれる
    ② not contains:比較値の文字例が含まれない
    ③ starts with:最初の文字列が比較値で始まっている
    ④ ends with:最後の文字列が比較値で終わっている
    ⑤ 選択しない:比較演算を行わない場合
    *比較値:比較演算子の条件式に基づき、ネットワークスクリプト実行時に比較する値の入力
    *プロパティ:プロパティの選択
    *失敗処理:比較演算子と比較値を利用する場合は、チェックボックスのチェックが必須
    *結果保存:Expect対象行の結果保存の可否を指定
    ※プロンプトやパスワードなどを出力したくない場合に利用する
ネットワークスクリプトジョブー基本情報
<図1> ネットワークスクリプトジョブー基本情報

■ STEP2 対象ジョブ

ネットワークスクリプトジョブを実行する対象機器を選択します。

ネットワークスクリプトジョブー対象デバイス
<図2> ネットワークスクリプトジョブー対象デバイス

■ STEP3 スケジュール

ネットワークスクリプトジョブを実行するスケジュールを設定します。(即時実行も可能)

ネットワークスクリプトジョブースケジュール
<図3> ネットワークスクリプトジョブースケジュール

■ STEP4 プロパティ

プロパティ値を設定します。


■ STEP5 ロール

作成するネットワークスクリプトジョブを実行できるロール(権限)を指定します。


■ STEP6 通知設定

作成するネットワークスクリプトジョブの結果の通知方法を設定します。


ネットワークスクリプトジョブの実行結果

ジョブ結果の照会画面から実行したジョブ結果を検索できます。

ジョブ結果の照会画面から実行したジョブ結果

ジョブ名をクリックすると対象デバイス毎のジョブ結果を表示します。
また、全ての対象デバイスのジョブ結果をエクセルへダウンロードすることができます。

対象デバイス毎のジョブ結果

詳細を参照するとネットワークスクリプトジョブの結果を確認できます。
running-config情報を取得するExpectコマンドを実行した場合の凡例を下記に示します。

ネットワークスクリプトジョブの結