データ比較ジョブは、【実行したジョブの返り値（結果値）】と【登録したデータ（基準値）】を比較して、結果値と基準値の比較を自動的に行い、比較結果の確認及び比較結果を保存できる機能です。
比較差分の結果は、カラフルに色分けされて差分の箇所を表示します。

データ比較ジョブの作成

データ比較ジョブは、下記のステップのウィザードにしたがって作成します。

• STEP１ 基本情報：基本情報の設定
• STEP２ 監査項目：実行する監査項目を指定（結果値を取得するジョブの指定）
• STEP３ 対象デバイス：データ比較するサーバーやネットワーク機器の選択
• STEP４ データの入力：基準値の入力
• STEP５ スケジュール：実行するスケジュールの登録
• STEP６ プロパティ：プロパティ値の入力
• STEP７ ロール：ロールの指定
• STEP８ 通知設定：通知の設定

■ STEP1 基本情報

• 名称：ジョブ名称を入力
• 説明：ジョブ内容を入力
• 分類：ジョブの分類を指定
• エージェントレス：エージェントレスの対象機器に実行する場合に選択
• OS：対象機器のOSを選択
• 静的グループのパス：登録するジョブグループの選択

■ STEP2 監査項目

監査項目一覧から実行する監査項目を選択します。（結果値を取得するジョブの指定）

■ STEP3 対象デバイス

データ比較ジョブを実行する対象機器を選択する。
※サーバー、ネットワーク機器が対象です。

■ STEP4 データの入力

比較する基準データを登録します。（ CSVファイルからの登録も可能）
※STEP３で選択した対象デバイスの「名称（ホスト名）」「IP（アドレス）」は自動で表示します。

■ STEP5 スケジュール

データ比較ジョブを実行するスケジュールを設定します。（即時実行も可能）

■ STEP6 プロパティ

プロパティ値を設定します。

■ STEP7 ロール

作成するデータ比較ジョブを実行できるロール（権限）を指定します。

■ STEP8 通知設定

作成するデータ比較ジョブの結果の通知方法を設定します。

データ比較ジョブの実行結果

ジョブ結果の照会画面から実行したジョブ結果を検索できます。

ジョブ名をクリックするとジョブ結果を表示します。
「変更」箇所にフラグが立っている場合は、データ差異があることを意味します。

詳細を参照すると基準値と結果値のデータ差異がある箇所を確認できます。
差異の箇所は色強調で表示します。

• 基準値：登録したデータ
• 結果値：実行したジョブの返り値