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導入事例1 【大型】複数拠点に跨る大規模データセンター(7,000台)
構成管理
Windows Patch Management
運用台数 | 7,000台 |
導入背景 | 複数のデータセンター運用によるITリソース急増と複雑化 自動化ソリューション導入により、運用の効率化を実現したい |
導入前の課題 | ソース単位の管理による運用効率の低下 運用品質の維持にあたり壁となる、運用者の技術レベル差 システム修正/変更履歴の追跡、原因の追求が困難 |
要求内容 | サーバー運用自動化、ネットワークデバイス情報収集/現況管理、 ストレージ割当状況/マッピング情報管理、異機種仮想化 フラットフォーム割当率/現況管理、ソフトウェア情報照会・収集等 |
主要機能 | 構成管理、仮想化管理、点検管理、スナップショット及び 変更管理、ソフトウェアライセンス管理、バッチ作業管理、 |
- 定期的なシステム点検による安定性の確保
- パッチ適用漏れによる障害発生防止
- 迅速な変更検知及び障害原因追跡可能
- リアルタイム自動化運用/現況管理
弊社では、系列企業のITサービス受託を目的としたデータセンターを運用しています。事業全般やIT化対象業務の拡大によってサーバーの台数が年々増加し、1か所では収容しきれなくなり、リスク分散の観点からも、複数の運用拠点開設に至っています。
その結果、サーバーの台数はいつしか7,000台を突破し、システムの構成も非常に複雑になりました。日常点検やOS・アプリケーションに対するパッチの適用、ネットワーク構成の変更といった作業は徐々に煩雑になり、膨大なサーバーやネットワーク機器の中からシステムトラブルの原因を特定するにも、時間を要するようになりました。 また、システムの維持・管理には多数の人員が従事していますが、運用経験やスキルはまちまちであり、上級エンジニアの知識と経験値を新人・中堅エンジニアに継承するための、手順書の整備や教育体制も課題でした。
そこで、欧米で注目されはじめていたRBA(手順書による運用自動化)ソリューションを導入すべく、欧米各社の製品を評価しましたが、業務への適用までに準備する内容が多く、結局使いこなすのは困難と諦めかけていたところに、POLESTAR Automationの紹介を受けました。
POLESTAR Automationの導入により、数千台の管理対象サーバーに対する日常の点検やパッチ適用といった、煩雑で頻度の高い作業を一括して実施でき、少ない人数でも短時間で、効率的な作業が可能になりました。サーバーの現況把握や、増設・更改に伴う構成変更なども容易となり、安定したシステム運用を実現できました。ヒューマンエラーによるトラブルはなくなり、ハードウェアの故障やソフトウェアの不具合による障害も、従来よりはるかに少ない時間で原因を追求し、適切な対策を早期に取れるようになりました。今ではPOLESTAR Automationのない運用管理は、もはや考えられない状態です。