構成情報の一覧作成-POLESTARで自動化できること

構成情報の一覧作成
-POLESTARで自動化できること

POLESTAR Automationには「ライブオブジェクト照会」という機能があり、わかりやすいUIとドラッグ&ドロップによる直感的な操作で、必要な構成情報をすばやく収集することができ、しかもリアルタイムの構成情報を管理することができます。

複数機器のホスト名やIPアドレス、OSのバージョンなど、必要な構成情報をすばやく調べて構成情報の一覧を作成できます。Excelファイルへ出力することも可能ですので、資料作成時などにも役立ちます。

プロパティ

POLESTAR Automationにはデバイスの属性情報の固有プロパティがあり、標準プロパティとカスタムプロパティがあります。

標準プロパティはシステムが定義しているプロパティで、カスタムプロパティはユーザーが独自に定義できるプロパティです。

ユーザーが自由に必要なプロパティとデバイスを選択して照会できる「ライブオブジェクト照会」機能の活用で、簡単にデバイスの構成情報一覧を作成することができます。

プロパティ 内容
標準プロパティ システムが定義しているプロパティ
例)ホスト名、IPアドレス、OSバージョン
カスタムプロパティ ユーザーが定義できるプロパティ
例)設置場所、業務システム名、保守期間、DNS_IPアドレス

【標準プロパティ】 標準プロパティの一覧
【カスタムプロパティ】
【デバイスの選択】

カスタムプロパティは、文字入力するだけの属性情報だけでなく、スクリプトの実行結果を値として自動で格納することができます。
DNSやデフォルトゲートウェイのIPアドレスなどの設定値をカスタムプロパティとして管理することができます。

例)「DNS_IPアドレス」カスタムプロパティの設定
(Windows)
例)「DNS_IPアドレス」カスタムプロパティの設定

Live項目に設定した、PreferredDNSのIPアドレスを取得するスクリプト

$dnsServers = (Get-DnsClientServerAddress).ServerAddresses
$PreferredDns = $dnsServers[0]
#$AlternateDns = $dnsServers[1]
Write-Output “$PreferredDns”
#Write-Output “$AlternateDns”

「DNS_IPアドレス」プロパティに取得した情報を自動格納

「DNS_IPアドレス」プロパティに取得した情報を自動格納

デバイスの構成情報一覧

POLESTAR Automationの「ライブオブジェクト照会」機能からデバイスの構成情報一覧の作成ができます。

アプリケーション画面からマウスでデバイスやプロパティを自由に選択し、必要な構成情報を照会できます。照会した構成情報は、エクセル形式で出力保存することもできます。

「ライブオブジェクト照会」利用方法

【デバイスの選択】

デバイスツリーからデバイスを選択し、対象デバイスにドラック&ドロップします。

【デバイスの選択】

【プロパティの選択】

プロパティ一覧からプロパティを選択し、オブジェクト項目にドラック&ドロップします。

【プロパティの選択】

【構成情報の照会結果】

ホスト名、IPアドレス、OS名、OSバージョンを照会した例です。照会した実行結果は、Excelへ出力することができます。