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ファイル収集ジョブ
ファイル収集ジョブ
ファイル収集ジョブは、複数サーバーのファイルを1つのサーバーに集約する場合に使用するジョブです。収集前と収集後に登録したコマンドを実行することができ、 収集過程で必要な事前/事後作業を実行できます。また、収集前/後のコマンド結果を通して収集ジョブをキャンセルすることができます。
ファイル収集ジョブは、エージェントを利用する場合のみ利用が可能です。
生成するファイル収集ジョブの一般的な情報を入力します。次の例は、ジョブ実行前のコマンドで/etc/hostsファイルを/tmp/$$HOSTNAME$$_hostsにコピーした後、/tmp/$$HOSTNAME$$_hostsファイルを特定サーバの特定パスに保存する例です。
<図1> ファイル収集ジョブ作成-基本情報
[ファイル重複時のアクション]:基本情報の保存パスに収集ファイルが存在する場合、上書きをするかスキップするかを選択可能です。
[保存場所]:収集対象ファイルを保存する場所を選択します。この場所は、保存サーバーのパスを意味します。保存場所のファイル名に各サーバーのホスト名、IPAdressを追加したい場合にはプロパティを利用してファイルを保存できます。
例)ホスト名 ->$$HOSTNAME$$, IPAddress -> $$IPADDRESS$$
[ジョブスレッド]:ファイル収集ジョブを実行する時、同時に実行するスレッドの数を指定できます。ジョブスレッドを50と入力すると、ジョブ実行時に同時に50台のサーバーで実行できます。
(2)収集ファイルの設定<図2> ファイル収集ジョブ作成-収集ファイル
収集するファイルパスやファイル名を入力します。収集ファイルが複数の場合追加が可能です。
(3)ファイル収集対象デバイスの設定ファイル収集ジョブを実行する対象サーバーを選択します。
<図3> ファイル収集ジョブ作成-対象デバイス
ファイル収集ジョブ前/後に実行するスクリプトの種類を選択してスクリプトを実行することができます。また、スクリプト「exit code」値が「0」またはスクリプト結果メッセージが特定のメッセージが含まれる場合と含まれない場合を選択してスクリプト実行の成功有無が判断できます。
<図4> ファイル収集ジョブ作成-ジョブ実行後のコマンド
ファイル収集ジョブ前/後に実行するスクリプトの種類を選択します。スクリプト種類はファイル収集ジョブの基本情報から選択したOSの種類(Windows/Unix/Linux)によって異なります。
<図5> ファイル収集ジョブ作成-ジョブ実行前のコマンド(Windows)
<図6> ファイル収集ジョブ生成-ジョブ実行後のコマンド(Unix/Linux)
スクリプト:ジョブ実行前/後のスクリプトを入力します。[プロパティ]を通じて既に定義されたプロパティを使用するか[マイコンピュータ]をクリックして既存にあるスクリプトをアップロードしスクリプトを入力できます。
(5)実施スケジュールを設定するスケジュールを設定することで、定期的にジョブ実行ができます。1つのジョブに複数のスケジュールを追加でき、多様なスケジュールの設定ができます。