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スナップショットジョブ生成
スナップショットジョブ生成
スナップショットとは、サーバの構成情報に対してスナップショットを生成することを意味します。
すべてのライブオブジェクトがスナップショットの対象になります。主要なライブオブジェクトの詳細情報は次のようになります。
・ConfigurationFile
ConfigurationFile項目が対象になります。
サーバワークスペースのConfigurationFile
・CustomObject
CustomObject項目が対象になります。
サーバワークスペースのCustomObjectツリー
・SystemInformation
サーバの構成情報を利用して、スナップショットを実行することができます。
・FileExplorer
FileExplorerはシステムのファイルまたはディレクトリを意味します。ファイルやディレクトリのプロパティ情報に基づいてスナップショットを実行します。
スナップショットジョブの生成
スナップショットは、特定時点でのサーバの構成情報を保存することを意味します。標準構成をキャップチャーして監査時の基準値として使用します。
Linuxサーバの/etc/hostsファイルに対するスナップショットジョブを生成する例でご説明します。etc/hostsに対するプロパティと内容についてのスナップショットを生成し、変更有無の確認や復旧時に活用します。
・/etc/hostsスナップショットジョブ生成
スナップショットジョブウィザードからスナップショットジョブを生成します。
/etc/hostsスナップショットジョブ生成-基本情報
LinuxサーバのFile[Explorer]の/etc/hostsファイルを選択します。初期状態では全ての項目の[適用]チェックボックスにはチェックされていませんが、ファイルの内容もスナップショットで保存するには、該当項目にチェックを入れます。
オプションの[サブグループを含む]とは、選択したライブオブジェクトの下の階層にサブライブオブジェクトが存在する場合、すべてのサブライブオブジェクトを含むことを意味します。ライブオブジェクトの名称を正規表現式で[含む]及び[対象外]を設定します。
/etc/hostsスナップショットジョブ生成–スナップショット項目選択
対象選択、スケジュール、プロパティ、ロール段階は点検グループのジョブ生成で作成された内容と同様に進行されます。
生成したジョブをすぐに実行するには、ジョブワークスペースの該当ジョブのコンテキストメニューから[実行]選択します。ジョブを実行すると、コンソールにジョブの実行状態が表示されます。
/etc/hostsスナップショットジョブ実行コンソール
ジョブ実行履歴は、ジョブの[プロパティ]の[ジョブ履歴]タブから確認できます。
/etc/hostsスナップショットジョブ履歴
スナップショット内容は、コンソール上で特定サーバをダブルクリックするか、[ジョブ履歴]から特定サーバをダブルクリックして照会できます。ユーザは画面上部のスクロールバーアイコン[ ]を操作し、特定時点の内容を照会します。[現在値]をクリックすると、現在の値が照会できます。
/etc/hostsスナップショット履歴の詳細
特定の時点での値を比較する場合は[マルチウィンドウ]をクリックします。
/etc/hostsスナップショット履歴–比較
比較した結果は、未変更/変更/追加/削除で表示され、ユーザが直感的に確認できます。